【終活Q&A】老後の暮らしはどこで送る? 生活にあわせた住居を選ぶ、最適化したほうが快適

 Q.老後の暮らしはどこで送る?

 A.生活に合わせて、住まいの大きさを最適化したほうが快適。

 できれば高齢になってからすみかを転々とはしたくないものだが、生活にあわせた住居を選ぶという視点もまた重要。夫に先立たれ、ひとり暮らしとなったAさんは、40年暮らしたマイホームを売却し、賃貸マンションに引っ越したという。

 「広々とした家に1人で住んでいても、電気代など余計なコストがかかりますし、防犯上もよくありませんからね。身の丈にあった生活に切り替えて、すっきりしていますよ」

 なるほど、高齢者のひとり暮らしならスペースもそれほど必要ないから、生活がコンパクトな方が体の負担が少ない。郊外から都心に移れば、交通機関の利便性が上がって、買い物などの日常生活も送りやすくなるだろう。

 Aさんは戸建てだったが、マンションならローンの支払いが終わっていても管理費など毎月の出費があるのは同じ。スペースを余らせているなら、賃貸にしてサイズダウンするのも悪くない選択肢だろう。

 「これを機に生前整理も済ませました。思い出のタンスは捨てるのが忍びなかったですが、リサイクル業者を利用したら、すっきりと片付けられました」(Aさん)

 人間は収納スペースがあればあるだけものをため込んでしまうもの。生活の規模を最適化すれば、自分の死後も家族に余計な負担を掛けずに済むことにもなる。

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