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「タンメン」を知ってますか? (1/2ページ)

 お笑い芸人「次長課長」の河本準一の名台詞「お前に食わせるタンメンはねぇ!」で全国的に知られた「タンメン」だが、意外なことに関西ではあまり見かけない。検索しても「ワンタンメン」や「担々麺(タンタンメン)」ばかり引っかかる。私も「ラーメン評論家」として20年になるが、「タンメン」をじっくり調べたことがなく、改めて調べてみても正解らしきところへはなかなかたどり着かない。

 タンメンは「湯麺」と書くことが多い。「湯」はスープのことで「麺」は当然、麺のこと。つまり、中国で「湯麺」といえば、「スープに入っている麺」=ラーメンのことを指す。

 しかし、日本においてはまったく違った意味合いだ。鶏ガラベースの塩味スープに麺が入り、たっぷりの野菜が盛られているメニューを指す。1955年に創業した横浜の「一品香」が最初という説もあるが、今回は東京の老舗のタンメン2軒を紹介してみる。

 まずは「一品香」よりも1年早く1954年神田・神保町で創業している「おけ以」。今は移転して飯田橋にある。「餃子の店」とあるように餃子が人気で焼餃子の発祥の店とも言われている。

 多くの人は「タンメン餃子」という頼み方をしている。タンメンがウリの店には餃子を置いてる場合が多く、タンメンと一緒に餃子を頼むのが一つの定番になっている。麺は幅広な太麺でスープはやや白濁。野菜は白菜が多く、スープや麺と煮込んでいるのか一体感がある。いまだに開店と同時に満席になり、待ちもできる人気店だ。

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