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鹿児島ラーメン界「ある波紋」 天文館で人気の「のり一」と話題の新店「さだ」 (1/2ページ)

 鹿児島一の繁華街・天文館で飲んだときは〆のラーメンを「のり一」で食べることが多かった。そしてこの店は半世紀以上、天文館での人気を持続していた。競争の原理を考えると似たようなラーメンが出てきてもおかしくないのだが、実質の競合は存在しなかった。

 ところが昨年末、「のり一」から100メートルほどの所に新店がオープンした。しかもどうやら味が似ているというのだ。そして「のり一」の店頭に「当店には支店姉妹店はございません」と貼り紙がしてある。この貼り紙は最近貼られたものである。さてさてどういうことだ!

 そこでその話題の新店「さだ」に行ってみた。さだまさしファンなのか、店主が佐田さんなのか、確認できなかったがBGMはさだまさしではなかった。

 さて、メニューを見ると「ラーメン」650円とある。あれ?「のり一」と値段的な競合はしていない。「のり一」は飲んだ後にぴったり合うチープな味わいで、しかも値段もチープ。数年前までは300円でやっていた。一気に500円になって驚いたが、それでも十分安い料金である。

 2人で行ったのでそのラーメンとかま玉そば(まぜそば)を注文。ラーメンが登場。ぱっと見はなんだか「のり一」とは違うように見えた。スープの色が茶濁に見えたので一般的な鹿児島ラーメンのようにも思えた。

 ところが食べてみたら、あらビックリ。塩味のラーメンだった。そしてチープな味わいではなく、うま味十分。塩味もキレがあり、だしも効いていて揚げネギ効果もばっちり。

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