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日本酒は常時200種類、「垂直・水平」飲み比べ 「日本酒専門店 萬亮」(東京・芝大門) (1/2ページ)

★「日本酒専門店 萬亮」(東京・芝大門)

 都営地下鉄三田線の御成門駅を出るとオレンジ色に輝く塔がそびえる。スカイツリーもいいが昭和世代にはやっぱり東京タワーだ。大門方面に向かい路地の階段を降りる。ドアを開けると、店の奥に東京タワーならぬ、ナイアガラのように巨大な冷蔵庫が鎮座、夥(おびただ)しい数の一升瓶が見える。

 今月1日にオープン1周年を迎えた『日本酒専門店 萬亮(まんりょう)』。オーナー店長の稲村亮太さんも3月に30歳になったばかりと若い。『萬亮』という店名は、亮太さんのお父さんがつけてくれたそうだが、開業資金はまったく親頼みではない。

 一昨年まで亮太さんは別の日本酒専門居酒屋で、「利き酒師の資格を持つアドバイザー」として働き、多くのお客さんから信頼を得ていた。それでためた貯金に加え、綿密な計画書を作成して創業の融資を受け、開業にこぎつけた。料理は勤めていた店の初代店長を引き抜き、亮太さんは接客を担当している。

 ビールや焼酎もあるが、日本酒は常時200種類。選ぶのに困ってしまうが、このお店ではとにかく亮太さんに任せてしまえばいい。自分の好みや料理に合わせて、的確に選んでくれる。同じお酒を年代別に飲み比べる「垂直飲み」や、同銘柄の酒米違い、酵母違いなどを試飲する「水平飲み」も楽しめる。

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