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【糖質制限 結局いいのか、悪いのか】糖尿病患者の治療食「糖質摂取」は矛盾 「人間に糖質はまったく必要ない」 (2/2ページ)

 しかし、当の糖尿病患者に対しては、いまだに「カロリー制限」「バランスのとれた食事」と称して[糖質:タンパク質:脂質]=[6:2:2]の食事療法が主流である。糖質(=血糖を上げる唯一の食物)の摂取が糖尿病を悪化させることは誰でもわかりそうなことだが、治療の現場では依然、糖質制限を敵視している。

 「糖質制限に舵を切ると、治療食として血糖を上げる食物を食べさせてきた矛盾を糾弾されることになるからでしょう」と夏井医師は一刀両断する。

 患者の困惑も当然だ。有史以来、炭水化物を主食としてきた意識を変えるのは容易ではない。

 ごはんの代わりに豆腐をつかった牛丼、麺なしの長崎ちゃんぽんなども巷に登場し、糖質制限は一般社会に受け入れられつつあるものの、その危険性を主張する医療関係者も少なからずいる。

 この連載では糖質制限は身体にいいのかどうか、推進派や慎重派の論客を交えてお伝えしていく。 (吉澤隆弘)

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