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博多に“非とんこつ”の乱 (1/2ページ)

 ご当地ラーメン数あれど、日本の代表的な二大ご当地ラーメンといえば「北の札幌」「南の博多」である。そして博多ラーメンといえば、やっぱり「とんこつ」である。ところがここ数年で「非とんこつ系」が増えているのだ。そんな中で注目の2軒を紹介したい。

 まずは「とら食堂」。この店名を聞いたことがある人は少なくないだろう。そう、福島県にある白河ラーメンの元祖(創業1969年)で連日行列のできる人気名店である。その分店が福岡に昨年12月にできたのだ。毎月のように店主が福岡を訪れ、味のチェックも欠かさない。

 白河ラーメンといえば手打ちラーメン。分店でも実際に店で麺を打っており、それもタイミングが合えば見ることができる。「とんこつ細麺文化」の博多に醤油ラーメン、そして手打ちの太麺が登場し、博多のラーメン好きに異文化を見せつけている。ぜひとも、定着してほしい。白河には数年に一度しか行けないが、福岡は年に何度か行っているので「とら食堂」を博多で食べる回数が増えそうだ。

 続いては「麺や佐渡友」(福岡市東区三苫)。福岡市最北端の駅、三苫。そこに清湯魚介醤油の新店が誕生。博多駅から約30分ほど電車に揺られてやってきた。まずは外観の落ち着きのある雰囲気で味も間違いないことを確信する。これは私が1万軒以上、食べてきた経験によるものだ。

 店内に入ると責任者の名前が店名であることを知る。由来を聞こうと思っていたがその手間が省けた。珍しい名字だ。2人体制なのだが、接客担当の女性がすてき。注文するときにじっと見つめる瞳に吸い込まれそう(笑)。

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