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【安達純子 血圧を下げる新常識】一生涯続けられる減塩の習慣 牛乳の「ちょい足し」 (1/2ページ)

 血圧が高いときには、医師から「塩分を控えるように」といわれる。

 海外の研究では、1日6グラム以下の塩分にすると、加齢に伴う収縮期血圧の上昇が10mmHg程度抑制されると推定され、世界保健機関(WHO)では、1日5グラム未満を推奨している。日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン」では、1日6グラム未満の減塩を推奨しているが、厚労省の「平成26年国民健康・栄養調査」では、1日10グラムが平均だった。厳格に減塩するには、塩の味付けをレモンや酢に変えるなどの工夫が必要になるが、「薄味で食べた気がしない」といった理由で長続きしない人もいる。

 「長年習慣化された味つけを急に変えるのは、無理があるでしょう。塩の代わりに砂糖を使えば、2型糖尿病にもなりかねません。塩分の排出には、低脂肪乳のカルシウムが役立ちます」と、東京女子医科大学病院高血圧・内分泌内科の市原淳弘主任教授はアドバイスする。

 牛乳をコップ1杯飲んでもよいが、料理に牛乳を「ちょい足し」すれば、味を変化させることも可能という。たとえば、インスタントラーメンを茹でるときに、水ではなく低脂肪乳を使用する。沸騰して麺が茹であがったら、スープの粉を半分だけ加えて出来上がり。

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