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ガツンと骨太な辛口!「酒呑み県」高知の司牡丹 (1/2ページ)

★龍馬も飲んだ土佐の銘酒司牡丹(上)

 「司牡丹(つかさぼたん)」のふるさと高知県佐川町は、高知市内から特急で30分くらいなのだが、小さな駅舎の周りには何もなく、あるのは司牡丹の立派な蔵だけといったひなびた田舎町である。

 15年前初めて佐川の駅に降り立ったとき、おじいちゃんやおばあちゃんに混じって、一人だけスーツを着た営業マン風の男性がいた。司牡丹の竹村昭彦社長だった。

 「いや~、昨日は飲み過ぎちゃって、今日は頭も回らないし体調最悪なんですよ。ごめんなさい」

 開口一番のあいさつがこれだったので、けっこう酒好きなのかな? と思ったのだが、その後なんどか東京で一緒に飲む機会があり、彼の正体がわかった。

 酒好きなんて生やさしいものではなく、とんでもない飲兵衛。いや、はっきり言って、こんなに長時間、すごい量の酒をベロベロになるまで飲む人は見たことがない。

 「もう今日はこれくらいにして、また明日飲もう」というのが普通の飲兵衛だとしたら、竹村社長の場合は、まるで今日が人生最後の日であるかのように酒を飲むのである。

 そのうち高知を訪問するようになってわかったのは、どうやら竹村社長は平均的な土佐人であって、高知ではめっぽう酒が強く、大酒飲みなのは普通のことらしいということである。

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