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【終活Q&A】なるべく高齢者ホームに入りたくない 病院や施設で最期を迎える人が多い現実

 Q.なるべく高齢者ホームに入りたくない

 A.社会的に在宅看護・介護の流れになっている。地域包括支援センターに相談を。

 多くの人が「住み慣れた自宅で最期を迎えたい」という理想を持っている一方、病院や施設で最期を迎える人が多い。

 それに加えて、高齢者の増加に施設が追いつかず、不足という問題も出てきている。そこで近年は重度な要介護状態になっても、できるだけ自宅で生活できるように地域でサポートする流れになってきている。それが「地域包括ケアシステム」だ。

 これは自治体が中心となって、医療・介護・生活支援などのサービスを一体的に整備するというもの。地域の特性や実情に合わせたケアシステムを構築できるのが強みだ。

 すべての自治体には「地域包括支援センター」という相談窓口が設けられ、民間企業では複合的なサービスの提供が始まっている。

 デイサービス(通い)、ショートステイ(泊まり)、訪問介護の3つの介護サービスを1カ所で利用できる「小規模多機能型居宅介護」もその一つ。

 通いをベースに、心配な時は泊まりも利用するといった柔軟な使い方ができる。これに訪問看護をプラスした「看護小規模多機能型居宅介護」というものもある。

 「他にも理学療法士や歯科医などさまざまな訪問サービスがあるそうなので、地域包括支援センターに相談してみました」とAさんはいう。

 「なるべく自宅で」という希望があるなら、相談に行くのが第一歩だ。

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