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【糖質制限 結局いいのか、悪いのか】中高年世代に朗報!医師「小太りでも健康体なら制限する必要はない」 (2/2ページ)

 ゆるやかな糖質制限食の追い風となっているのは、近年の研究で分かってきたHbA1cの目標値や低血糖に関する新事実だ。

 「従来の目標値は6・5%以下でしたが、7・5%前後と比較しても総死亡率は変わらず、むしろ6・5%以下に下げると低血糖を起こしやすい。たった1回の低血糖発作で心血管障害発症や総死亡率が約2・5倍に上昇することも明らかになったため、欧米では目標値を70歳未満7%、70歳以上で7・5%、80歳以上で8%に緩和しています」(灰本医師)

 さらに適正体重の指標となるBMI指数も、日本人30万人の観察研究で、最も死亡危険度が低いのは男性23~29・9、女性21~26・9。一番病気になりにくいといわれた22をかなり上回っていた。

 すなわち薬物に頼りすぎる治療も極端に痩せる糖質制限も控えたほうがいいというわけだ。

 「心疾患もがんも一番死亡率が高いのは痩せ型の人です。多少太っていても健康なら糖質制限する必要はないと思います」

 「小太りでいい」という灰本医師の意見は、多くの中高年世代には朗報だ。 (吉澤隆弘)

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