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関節組織再生医療に尽力、あくまで“治す”リソークリニック院長・磐田振一郎さん (1/2ページ)

★リソークリニック院長・磐田振一郎さん(45)

 東京・日比谷の帝国ホテル本館4階に、今年4月にオープンした「リソークリニック」は、加齢などで生じる関節の障害に対して、再生医療の技術を用いた低侵襲治療(体に及ぶダメージの小さい治療)を実践する、新しいタイプの診療所。院長の磐田振一郎医師はこう説明する。

 「従来、一度擦り減った軟骨組織は、二度と再生しない、と言われてきました。そのため根本的な治療法は人工関節手術にほぼ限定されていたのですが、企業経営者や農業従事者のように長期間の入院が困難な人も少なくない。そこで、最新の再生医療技術で軟骨組織の再生に取り組もうと考えたのです」

 患者の関節の滑膜や脂肪から採取した幹細胞を約2カ月にわたって培養し、細胞を活性化させる物質などとともに患部に戻すことで、擦り減った関節組織の再生を促す治療。「海外の論文では、治療後1カ月で痛みが半分程度になり、軟骨欠損部も半分程度に改善しているという報告があります」と磐田医師は自信を見せる。

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