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痛みに強い 神経ブロックで肩こりや腰痛の慢性的な痛み軽減 NTT東日本関東病院ペインクリニック科 (1/2ページ)

★NTT東日本関東病院ペインクリニック科

 厚労省の調べでは、症状の訴えで男性の第1位は腰痛、第2位は肩こり、女性は肩こりが第1位で、腰痛が第2位。これらの痛みに対し、鎮痛剤の服用や貼り薬でもよくならない人がいる。痛みをいかに取り除き再発を予防するか。その最先端医療を提供しているのが、NTT東日本関東病院ペインクリニック科である。

 痛みを放つ神経にアプローチする「神経ブロック」はもとより、リハビリなども取り入れながら、急性期の痛みと慢性期の痛みに対するさまざまな治療を行い、国内のセンター的な役割を担っている。

 「近年、慢性的な痛みを放置すると、痛みを伝達するネットワークが広がり、痛みが増幅することがわかってきました。神経ブロックで痛みを軽減した上で身体を動かすと、正常なネットワークが再構築されるのです。痛みを減らして身体を動かす。それが重要です」

 こう話す同科の安部洋一郎部長(56)は、ペインクリニック治療のスペシャリスト。腰痛や関節痛、肩こりなど、筋肉や骨の痛みのみならず、三叉(さんさ)神経痛や帯状疱疹(ほうしん)など、病気に伴う痛みの治療も得意としている。

 「一般的に腰痛の約8割は原因不明といわれ、神経ブロックで痛みを減らして身体を動かすと、腰痛が治ってしまう人が多いのです。当科は約40年の歴史の中で、その治療法を築き上げてきました。それをより多くの方に知っていただきたいと思っています」

 痛みの伝達を遮断する方法はいろいろあるという。また、神経にアプローチするときには、病態に合わせて針1本分程度の狙い撃ちの位置が、効果をより大きく高めるそうだ。そのさじ加減は難しいが、長年、臨床を行ってきた歴史によって培われているという。

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