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【安達純子 血圧を下げる新常識】外食にコンビニ弁当…食生活改善し塩分摂取量を減らさないと薬も効かない (1/2ページ)

 塩分を取り過ぎると、塩分濃度を薄めるために血液量が増え、血圧は異常に上がりやすくなる。日本高血圧学会の治療ガイドラインでは1日6グラム未満を推奨しているが、知らず知らずのうちに約4倍も摂取している人がいるという。

 「24時間蓄尿検査で、1日の尿に含まれる塩分量を測ると、1日20~25グラムも取っているケースは珍しいことではない。独身で外食が多く、自宅での食事はコンビニ弁当--などの生活パターンによって、知らぬ間に塩分摂取量が増えている人がいるのです」

 こう話すのは、高血圧と腎臓病治療のスペシャリスト、東京慈恵会医科大学附属病院腎臓・高血圧内科の横尾隆主任教授。多量の塩分摂取は、高血圧や腎機能低下につながる。さらに、そんな食生活を続けていると、医療機関で高血圧と診断されて降圧薬を服用しても、その効果にも影響を及ぼすという。

 「降圧薬では、血圧上昇に関わるアンジオテンシンIIという物質に対する『アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)』が、幅広く使われています。アンジオテンシンは、腎臓のレニンという酵素の作用で作られるのですが、体内の塩分濃度が高すぎると腎臓のレニン活性は落ちるのです」

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