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初診患者の“はじめの一歩”を担当、湘南東部総合病院副院長・新海哲さん 地域がん医療の拠点作りにも尽力 (1/2ページ)

★湘南東部総合病院副院長・新海哲さん(67)

 国立がんセンター(当時)や、国立四国がんセンターなど、日本有数のがんの専門病院で要職を経験した新海哲医師。4年前から神奈川県茅ケ崎市にある湘南東部総合病院の副院長兼がん治療センター長として、地域医療に貢献している。

 循環器科医としてデビューし、その後、呼吸器科に転科した。その強みを生かして、現在は消化器を除く「上半身」の総合診療科を担当する。初診の患者の症状を聞き、必要な検査を指示し、その後の治療の方向性を定める重要な役どころ。豊富な経験と知識がモノを言う。

 内科部長を兼務しているため、救急で運ばれてきて入院する患者も数多く担当する。

 「早い話が“何でも屋さん”ですよ」と笑うが、日本を代表するがん治療医に、病院における“はじめの一歩”を担当してもらえる患者は幸運だ。

 そんな新海医師が、一方で取り組んでいるのが「マンパワーの充実」。医師不足や偏在が指摘される中、民間病院にとって優秀な医師やスタッフの確保は喫緊の課題だ。

 「医療と経営の両方をにらみながら、ともに質を高め、維持するのは簡単なことではない。患者は優秀な医師のいるところに集まり、いい医師は魅力ある経営ビジョンを示す病院に集まる。ここのような中規模病院では、非常に効率のいい医療が提供できる」と自信を見せる。

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