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口臭を改善する「細菌除去」と「唾液の増量」 虫歯や歯周病の予防にも (1/2ページ)

 「口臭」の原因は、口の中に棲みついた細菌である。歯周病や口呼吸などによって増殖し、不快な臭いを放つだけでなく、血液中に侵入して菌血症を起こした場合、全身疾患のリスクを高めることもある。大事に至る前に、改善を図るべきだ。今回は、その具体策について解説する。

 「改善のポイントは、2つ。口臭の元となる細菌を除去すること。そして口内の乾燥を防ぐために、唾液の分泌量を促すことです」と話すのは片平歯科クリニック(東京都渋谷区)の片平治人院長。

 「細菌の除去」の要となるのは、日々の歯みがきだ。「歯と歯の隣接面は、虫歯や歯周ポケットができる細菌の溜まり場。台所でいうところの三角コーナーのぬめりです。普段の歯みがきに加えて、歯間ブラシや糸ようじを使って、隣接面をしっかりみがくことを特におすすめします」

 また片平院長によると、舌の表面に付着する舌苔(ぜったい)は、口臭の原因菌の大きな温床となっている。

 「舌ブラシを使って、舌の表面を奥から手前に、撫でるようにブラッシングすることで、舌苔のケアができます」

 しかし、どれだけ丁寧に歯みがきしたとしても、歯や舌にこびりついた「バイオフィルム」という細菌の塊を完全に落すことはできない。そこでお薦めしたいのが、歯科医院で行う「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング(PMTC)」という歯の除菌クリーニング。

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