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ワキガ、加齢臭…元凶もさまざまな体臭 健康状態と密接関係「生活習慣病の進行も」 (1/2ページ)

 ワキ、足、頭皮-。「体臭」の数だけ、臭いの元や原因もさまざまだ。それらについて正しく知ることが、不快な臭いを改善するための最初の一歩になる。

 「体臭とは、エクリン腺とアポクリン腺と呼ばれる2つの汗腺と、皮膚の内層にある皮脂腺から出る臭いが混ざり合ったもの」と話すのは、東京都新宿区にある五味クリニックの五味常明院長。

 エクリン腺が全身の至るところにあるのに対して、アポクリン腺はワキの下や耳の外耳道、へそや下半身の「デリケートゾーン」など、特定の部位に集中している。

 「エクリン腺から出る汗は、暑い時や運動した時など、主に体温を調節するために放出されます。成分の99%以上は水分で、サラッとした、ほぼ無臭の“良い汗”です」

 もうひとつの汗がやっかいだ。

 「アポクリン腺から出る汗は、脂質やタンパク質、アンモニアなど、さまざまな成分を含んでいます。それらが、皮膚の常在菌によって発酵された臭いが、『臭汗症』や『腋臭症』とも呼ばれる“ワキガ”。アポクリン腺から出る汗が、ワキの下のエクリン腺から出る汗と一緒になったとき、臭いの飛躍性が増し、さらに強く感じます」

 アポクリン腺の数や大きさは、体質によって人それぞれに異なる。

 「耳垢が湿っている人は、外耳道のアポクリン線の働きが活発。ごく少量の血液を指先から採取する『遺伝子解析』の検査ですぐに分かりますが、耳垢が湿っている人ほど、強度のワキガ体質である可能性が高い」

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