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いびき、睡眠時無呼吸症候群…睡眠障害に歯科の領域から取り組む 東京医科歯科大学快眠歯科外来診療科長・秀島雅之さん (1/2ページ)

★東京医科歯科大学快眠歯科外来診療科長・秀島雅之さん(58)

 東京医科歯科大学歯学部附属病院に開設されている「快眠歯科」。いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)などの睡眠障害に、歯科の領域から取り組む診療科だ。

 歯学部講師も務める秀島雅之科長は、当初の専門は口腔(こうくう)外科的な手術後の入れ歯(顎補綴)。その後も大学病院ならではの経験を積み、2014年から医科と連携して「快眠」診療を担当するようになった。

 SASの治療は、鼻から強制的に空気を送り込むCPAP(シーパップ)という機械の使用が知られているが、軽症の場合には、下顎を前に出す形になるマウスピースを装着して寝ることで、睡眠中の呼吸の確保が図られる。

 マウスピースには、上下一体型で顎が固定される健康保険型と、上下分離型でマウスピースを付けたまま口が開けられる自由診療型がある。

 「保険のマウスピースを作る時に最も技術と経験が求められます。歯並びや咬み合わせを変えずに、顎への負担を軽くするようデザインするのに、入れ歯で培ったノウハウが役立ちます」

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