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女子大生になった“忍者女子高生” 泉ひかりさん、パルクールの魅力を語る (1/3ページ)

 並外れた運動神経と身体能力を駆使し、ビルからビルに飛び移り、手すりや壁を利用して流れるように素早く移動する--。ストリートパフォーマンスにも見える超かっこいいスポーツがパルクールだ。その実践者はトレーサー(追う、進むの意味)と呼ばれる。WebCMで“忍者女子高生”として注目されて以来、日本では数少ない女性トレーサーとしてメディアに度々登場している泉ひかりさんに話を聞いた。

 --映画『YAMAKASI』がパルクールを題材にしていますが、少しアウトローなイメージでした。スポーツとしての一面を教えてください

 泉ひかりさん(以下、泉):体一つで目の前に立ちはだかる障害物を乗り越えていくスポーツ。TVやCMなどでは派手で危険なことをものともせずにこなすようにも見えますが、実際は違います。今できることをしっかり把握した上で練習を積み重ね、挑戦していくことで精神面も鍛えられます。

 --海外では大会もあるとか

 泉:技の熟練度、タイム、限られた空間内で技の創造性を競うものの3パターンを見かけますが、本来他人と競い合うものではなく、採点などに明確な国際基準もありません。武道に近いものがあり、自分と向き合い、技術と精神力を鍛えることから始まり、大会は実力を知るために実践を評価してもらうという位置づけになります。

 ■最良と最悪のパターン想定して怪我を回避

 --始めたきっかけは?

 泉:眼鏡市場のCM。情報番組でこの動きがパルクールと知って興味を持ちました。もともと体を動かすのが好きでいろんなスポーツをしていましたが、場所や道具を用意する必要がなく、いつでもどこでも誰でも誰とでもできるところにとても魅力を感じました。

 --少しのミスが大怪我につながりそうです。注意点は?

 泉:無茶しないことは大前提。動く前に周囲の安全確認や障害物の強度を確認します。実力と照らし合わせて成功イメージを作るのはもちろん、受け身の取り方など安全な失敗の仕方もしっかりイメージしています。どうしても失敗できないような場所で何かをしたい時は、同じ条件の安全な場所で何度も練習し100%成功できる状態にしてから挑戦します。他から見たら危険に思えるようなことでも、常に最良と最悪のパターンを考え、怪我することなくこなすために日々練習を積み重ねています。

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