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痛みに強い 心身の苦痛克服をサポート、トータルケア普及に尽力 国立がん研究センター中央病院の支持療法開発センター (2/2ページ)

 2016年の「がん対策基本法」の改正で、医師、看護師、臨床心理士、薬剤師、栄養士、理学療法士など、患者の状態に合わせたトータルサポートの重要性が増した。同病院では、病棟の8階に患者サポート研究開発センターを開設。さまざまなことについて相談でき、行動活性化療法や、リラクセーション法などのセルフサポートで問題解決できる態勢を整えている。

 「患者さんの誰もが、どの医療機関でもサポートを受けられるようにするには、一般の病院が大きな投資をしなくても、簡便に行える方法が重要です。それは決して難しいことではありません。将来的には、がんのみならず、心筋梗塞や脳梗塞、高血圧、糖尿病など、あらゆる病気に対して応用できればと思っています」と内富部門長は話す。

 患者の治療に伴う心身のセルフサポートが当たり前になる日は近いのではないか。 (安達純子)

 ■カツラやメークをサポート

 がん治療では、手術の傷あとや薬の副作用に伴う脱毛・湿疹など、見た目に関わる悩みが患者を苦しめることがある。そんな外見に関わる支援を行うため、国立がん研究センター中央病院では、2013年、アピアランス支援センターを開設した。

 アピアランスは外見や容姿の意味。カツラやメーク法などにより、患者が簡便に悩みを解決できるようにサポートしている。男性限定の外見相談も設置し、誰でも相談しやすいのが特長だ。がん患者を数多く治療する同病院ならではの支援といえる。

 〔所在地〕東京都中央区築地5の1の1/(電)03・3542・2511

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