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【安達純子 血圧を下げる新常識】かき氷、扇風機…夏場の冷たい食品&寒い場所にご用心! 急激な血圧上昇はリスク (1/2ページ)

 気温の上昇とともに血管が拡張し、血圧は下がりやすくなる。「お薬を少し減らしましょう」と医師からいわれる人もいるだろう。

 「お薬が減るのは喜ばしいことですが、日常生活では夏場であっても血圧変動は起こります。お薬によるコントロールに頼らない分だけ、血圧変動に注意することが大切といえます」

 こう話すのは東京女子医科大学東医療センター内科の渡辺尚彦教授。自ら24時間血圧測定器を装着し、日常生活で起こりえる血圧変動などの研究を行っている。

 「夏場、スーパーの冷凍食品コーナーへ行き、収縮期血圧が190mmHg以上に上がった患者さんがいました。また、お風呂上がりに直接扇風機にあたるのもよくありません。冷えたビールやかき氷も美味しいですが、血圧を上げやすいので注意しましょう」

 急激に血圧が上昇すると、心筋梗塞や脳卒中のリスクは高まる。ムシムシ暑い日には、冷えた場所や冷たい食品は心地よいのだが、それらがリスクにつながることがあるわけだ。

 予防としては、薄手のサマーセーターなどを持ち歩き、冷たい場所に入る前に羽織るのが一考といえる。

 さらに、扇風機の風は壁に当ててから、間接的に身体へ当たるようにするとよいそうだ。暑い日でも、あまりにも冷たいビールやかき氷も、できれば避けることが大切という。さらに、体調管理も忘れずに。

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