記事詳細

“食べること”に全力で取り組む! 訪問診療で嚥下機能改善、東京医科歯科大学歯学部附属病院摂食嚥下リハビリテーション外来、准教授・戸原玄さん (1/2ページ)

★東京医科歯科大学歯学部附属病院摂食嚥下リハビリテーション外来 准教授・戸原玄さん(45)

 大学病院に勤務していながら、実際には大学病院にはほとんどいない、不思議な歯科医師がいる。

 東京医科歯科大学歯学部附属病院摂食嚥下(えんげ)リハビリテーション科の戸原玄准教授は、日中は電車で都内を走り回り、自宅や高齢者施設で療養中の患者の訪問診療に従事している。といっても、一般的な歯科診療を行うのではなく、嚥下、つまり「飲み込み」の機能改善に特化した診療を担当する。

 「脳卒中などで急性期やリハビリ病院での治療を終えたあとも、嚥下障害が残るケースは少なくない。きちんとリハビリをすれば回復する可能性があるのに、患者さんや医療者も含めて“治らないもの”と思い込んでいることが多くあります。もちろん加齢に伴う嚥下機能の低下にも対応します」

 そう訴える戸原准教授の医療圏は、大学病院から半径16キロ以内。つまり、23区内のほとんどをカバーすることになる。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう