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エコー診断で五十肩の「無駄と痛みのない治療」 常盤台らいおん整形外科院長・小崎直人さん (1/2ページ)

★常盤台らいおん整形外科院長・小崎直人さん(42)

 「癒着性肩関節包炎」という整形外科疾患がある。肩関節包とはその名の通り、肩の関節を覆うようにして関節を保護する役目の保護組織。ここに強い炎症が起きると周囲の組織と癒着して可動域が狭くなる。無理に動かそうとすれば痛む。50代以降に多く見られるこの病気。早い話が「五十肩」だ。

 年齢とともに生じる不調は、内臓ばかりではない。五十肩のように「運動器」に起きる不調は、日常の行動に直接的な制限を加える。

 こうした整形外科の初期診療に、患者目線で取り組んでいるのが、東京都板橋区にある常盤台らいおん整形外科院長の小崎直人医師。東武東上線「ときわ台」駅からすぐの場所に開院して6年。その存在は地域に浸透し、受診者数は一日平均200人に及ぶ。

 特色はエコー(超音波)装置を用いた診断と治療。整形外科の画像診断というとエックス線(レントゲン)を思い浮かべるが、「エックス線では見えない骨折もエコーで見つけられるものは多い。被ばくもないので有用性は高い」と小崎医師。

 診断の8割にエコーを用い、五十肩の治療などではエコーで病巣を見ながら神経叢(そう)にブロック注射をした上で可動域を広げる処置をするなど、「無駄と痛みのない治療」に力を入れている。

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