記事詳細

子供の近視抑制に画期的な“光”「1日2時間以上屋外に」 慶應義塾大学医学部眼科助教・鳥居秀成さん (1/2ページ)

★慶應義塾大学医学部眼科助教・鳥居秀成さん(37) 

 都内の小学生の約7割、ある中学校では生徒の95%が「近視」になっている-という衝撃的なデータがある。

 「私自身が子供の頃にパソコンのやり過ぎで近視になり、メガネをかけなければならなくなった経験を持っているんです。端的に言ってしまえば、『私のように子供のうちから近視になって困る人をなくしたい』という思いで医者になった。眼科に進むことを前提に医学部に入ったんです」

 そう語るのは、慶應義塾大学病院眼科の鳥居秀成医師。将来のある子供たちを、強度近視にさせないための研究に取り組んでいる。

 そんな鳥居医師による5年以上前の発見が、今年論文として発表された。現代社会では、ほぼカットされている“ある波長の光”が、近視進行抑制効果を持つ可能性がある-というものだ。

 「大半の近視は眼軸長、つまり“目の奥行き”が伸びることで起きる。近視進行を抑制するEGR1という遺伝子が知られているが、太陽光に豊富に含まれる“ある波長の可視光”が、EGR1を上昇させることがわかったのです」

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう