記事詳細

【ぴいぷる】大人も震える新感覚の恐怖体験 お化け屋敷プロデューサー・五味弘文さん「悲鳴が上がらなければ失敗と結果が明確で緊張感がある」 (1/3ページ)

 薄暗がりの中でおどけた表情を見せる動物の着ぐるみやぬいぐるみ。一見すると、楽しげな遊園地の光景だが、目をこらすとどれも古ぼけていて、こちらにうつろな視線を向けている。今にも動き出しそうな動物たちの間を抜けたその先に待ち受けているものは…。

 夏の暑さも吹き飛ぶ恐怖体験が味わえる「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)で開催中のお化け屋敷「呪い着ぐるみギギ」を手がけた。場内には実際にアトラクションで活躍した着ぐるみやぬいぐるみを潜ませ、来場者たちの恐怖心をあおる演出にこだわった。

 「着ぐるみって、中にいるのがどういう人かわからなくて、ちょっと怖いじゃないですか。遊園地じゃないとできないお化け屋敷を作りたいと思っていたところに、絶妙なタイミングでひらかたパークさんから『ファンタジーキャッスル』というアトラクションを取り壊す話を聞き、イメージを膨らませました」

 「お化け屋敷プロデューサー」の役割は多岐に渡る。まずはテーマと設定を決めてストーリーや演出を考え、会場の図面を引き、人形制作、美術、衣装の発注を管理。現場に入って工事をチェックしながらキャストやスタッフを指導し、時には運営にも携わる。

 「要するに一から十までやります。以前は、お化け屋敷の制作では個人がすべてを見ることはなかった。映画などのプロデューサーとはニュアンスが違いますが、ほかに呼び方がなくてこんな肩書になりました」

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース