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エアコンをつけたまま寝ると体がだるくなる理由 (2/2ページ)

 ■体がだるくならないエアコンの使用法

 では就寝時のエアコンは、どのように使用するとよいのだろうか。鈴木先生にアドバイスをもらった。

 「夏の暑さは気温だけでなく湿度の影響もあります。湿度が高いと体感温度も高くなり、発汗しても水分が蒸発しないため体温を下げる機能が低下します。湿度が高くなる夜間は、除湿機能を上手に使うと体感温度が下がり、快適な睡眠が得られることが多いです」(鈴木先生)

 過度な除湿は、鼻や喉が乾燥してしまうこともあるので、注意して行おう。

 「除湿ではなく冷房にするなら、エアコンの性能や環境、寝具、体感温度などによりそれぞれですが、一般的には26~28度に設定するとよいと考えられています。寒さを感じずリラックスできる温度がよいでしょう」(鈴木先生)

 また、就寝時に深部体温が下がると良質な睡眠が得られるという研究結果があるため、寝入りから3時間を最適な室温で過ごすことも重要とのこと。

 「寝始め3時間の使用や、朝まで暑さで起きない程度の時間設定がよいでしょう。就寝前に部屋を冷やしておくのも入眠しやすくするコツです。扇風機で空気を循環させるのもおすすめですが、風が直接体にあたらないよう工夫してください」(鈴木先生)

 鈴木先生は、理想的な「寝床内気象」についても教えてくれた。布団の中の温度は32~34℃、湿度は45~55%程度が快眠につながるという研究結果があるそうだ。暑い時期でも綿毛布やタオルケットを使用するとよいだろう。

 暑さで熟睡できなかったり、エアコンで体を冷やしすぎたりすると、日中の活動や健康に支障をきたしてしまう。今年は適温と理想的な寝床内気象で快眠を得て、暑い夏を元気に乗り切ろう。

 なお、「教えて!goo」では夏に活躍するエアコンに関する記事を多数公開している。「エアコンいらずの快眠方法を専門家が紹介!」という快眠方法から、「専門家に聞いた!エアコンのカビ臭を何とかする方法」まで多岐に渡っている。気になる方は併せてチェックしてほしい。

 ●専門家プロフィール:鈴木 飛鳥

 医療法人長岡内科医院院長 医学博士。生活習慣病、消化器疾患の治療を得意分野とする。安心、安全で質の高い医療を提供し、地域医療に貢献することに力を注いでいる。

 教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

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