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【安達純子 血圧を下げる新常識】週末は「プチ禁酒&減塩」 日頃の暴飲暴食で疲れた膵臓や肝臓を守るためにも大切 (1/2ページ)

 暑気払いで飲酒の機会が増えやすい時期、締めにラーメンなどを食べたいと思う人もいるだろう。だが塩分たっぷりの食事をすると、血中の塩分濃度を調整するために血流量が増え、血圧が上昇しやすくなって危険だ。では、なぜ「一杯飲むと食べたくなる」のだろうか。そのメカニズムを知った上で、“週末の節制術”を身につけよう。

 「お酒を飲むと、アルコールにより肝臓でブドウ糖を作る働きが妨げられます。また、アルコール分解酵素系が作動して糖産生が落ちるので、拍車がかかって低血糖状態になりやすくなる。脳はブドウ糖が唯一の栄養分であり、ブドウ糖が少なくなると、食欲が増すので、それが飲んだ後の強い空腹感につながるのです」

 こう説明するのは、東京逓信病院内分泌・代謝内科の川村光信部長。メタボ治療のスペシャリストである。

 川村部長によれば、“締め”の時間帯にあたる午後10時から深夜2時の間は、体内時計をつかさどるタンパク質が脂肪をためるのに荷担して、体重増加につながる。肥満では血圧を上げる仕組みが活性化されるため、高血圧症の発症・悪化を促進させてしまう。

 しかし、食欲を抑制するのは一般的に難しい。「ガマンしなければ」と思っても、つい…という人もいるだろう。

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