記事詳細

【気になるこの症状】「水ぼうそう」のウイルスが大人になって再び暴れ出す「帯状疱疹」 早期に治療し重症化防止を (2/2ページ)

 【ワクチン接種の効果】

 治療は、抗ウイルス薬の内服を1日3回、1週間飲む。痛み止めには、アセトアミノフェンやオピオイド、ステロイド内服薬を使う。それでも「高齢」「重症化」「急性期の痛みが強い」の要因があると、国内では2割の患者にPHNが残る。

 「PHNは神経の変性による痛み(神経障害性疼痛=とうつう)なので、『オピオイド』『抗鬱薬』『抗てんかん薬』などを組み合わせて治療します。どれくらいで、どの程度改善するかは個人差があります」

 16年には50歳以上を対象に帯状疱疹ワクチンの接種が可能になっている。しかし、費用は保険適用外で自費。効果のほどはどうなのか。

 「米国の報告では、発症が5割減り、重症化を6割防げます。50歳以上で帯状疱疹を経験していない人は接種しておいた方がいいでしょう」

 《帯状疱疹の症状の現れ方と受診のタイミング》
 (1)胸や腹、おでこなど体の左右の片側に痛みが現れる
 (2)4~5日して、その部分に赤いブツブツした発疹や水ぶくれができる
 (3)皮膚症状が現れたら、できたら3日以内に皮膚科を受診するのが理想

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース