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【大崎裕史 麺喰いにつき】逆転の発想!狙いは小食ニーズ掘り起こし 麺、スープ減らした分で「惣菜」用意 (1/2ページ)

 阿佐ヶ谷駅前の高架下再開発によって出来上がった「Beans阿佐ヶ谷」。新規テナント10ショップが7月25日にオープン。そのうちの1つがラーメン業態で「麺や庄の」など国内8店舗を展開するMENSHOグループ。今回も新ブランドで屋号は「箸とレンゲ」。スタッフのユニホームがパン屋さんのよう。ラーメン屋さんとしてはかなり斬新なスタイルだ。

 この店のコンセプトは「日本全国の生産者を巡り、生産者と直接話をして、食材を選び、それを使う」というもの。例えば、ぶどう山椒はカンジャ山椒園(和歌山県有田川町)、柚子は馬路村農業(高知県馬路村)、南高梅はてらがき農園(和歌山県日高郡みなべ町)、生姜はおしょうファーム(高知県四万十町)、トマトは井出トマト農園(神奈川県藤沢市)。

 それぞれの食材を使ってラーメンを作成。「ぶどう山椒の麻婆麺」「土佐柚子塩らぁめん」「紀州梅塩らぁめん」「四万十生姜醤油らぁめん」「湘南とまとらぁめん」という具合だ。そしてラーメンにはS、Mというサイズがあり、ラーメン店の一般的な考え方は並と大盛りだが、こちらでは並がMで、Sは麺が7割・スープが8割ほどの少なめ。少量ニーズの掘り起こしである。これは逆転の発想で女性を中心に受けそうである。

 しかし、その減らした分の代わりに、10種類ほどの「惣菜」を用意。例えば「麻辣モヤシ」「干しエビ胡瓜」「林檎と人参のクミン和え」「牛蒡、じゃがいも、スパイス」など。これらを3種類選んで麺類+300円でセットメニューにできる。他の組み合わせももちろん用意。なので組み合わせによっては物足りなさを解消できるし、「そんなには要らない」気分の時、あるいは「小腹が空いた」時などにはラーメンのSサイズのみ、という注文でOK。

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