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【検証55歳からの性 セックス健康法】慢性の「前立腺炎」が性欲低下やEDの原因に (1/2ページ)

 ペニスや睾丸(こうがん)に痛みが出る病気の1つに「前立腺炎」がある。しかし、いくつか種類に分けられ原因や症状の現れ方が違う。場合によってはEDや性欲低下にもつながる。どんな病気なのか泌尿器科の専門医に聞いた。

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 「前立腺炎は、ぼうこうの下にあり、尿道を取り囲んでいる前立腺に痛みとはれが生じる病気です。『急性』と『慢性』があり、また『細菌性』と『非細菌性』にも分けられます」と説明するのは「ルネスクリニック」(東京・八重洲)の平野敦之院長だ。

 細菌感染によって起こるのが「急性前立腺炎」と「慢性細菌性前立腺炎」。原因菌となるのは、大腸菌などのグラム陰性桿菌(かんきん)やブドウ球菌、腸球菌などのどこにでもいる細菌。尿道や血流などから前立腺に感染するという。

 「急性前立腺炎は、急に38~40℃の高熱が出て、頻尿(ひんにょう)や排尿痛などの排尿障害が主な症状です。症状は強烈で敗血症を起こす恐れもあるので、多くは入院して抗生物質の点滴で治療します。ただし、慢性前立腺炎と違って、1週間ほどで治ります」

 細菌感染が原因でも炎症がゆるやかに進行する「慢性細菌性前立腺炎」は慢性型のさまざまな症状が現れる。ペニスや睾丸に痛みが出るのは慢性の前立腺炎の方だ。

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