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【長田昭二 快適睡眠研究】軽度の「閉塞性睡眠時無呼吸症」 医学的な改善に向けマウスピース作成へ (1/2ページ)

 鼻と指に計測装置を付けて一晩眠る検査を受けた結果、「軽度の閉塞性睡眠時無呼吸症」と診断された“いびき歴40年”の中年記者(51)。いよいよ医学的な取り組みによる改善に乗り出した。快適睡眠は手にできるのか。

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 あらためて記者の検査結果を開陳する。きわめて高度な個人情報なのだが、連載のためだ、仕方ない…。

 睡眠中1時間あたりの呼吸停止の平均回数が10回。1時間あたりのいびきの平均回数は61回。検査した夜、最も長い呼吸停止は58秒。これにより「軽度の閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)」と診断された記者は、紹介状を持たされ、東京医科歯科大学歯学部附属病院快眠歯科外来を受診した。

 待っていたのは同診療科長の秀島雅之歯科医師。記者の検査結果を一読するとこう語った。

 「呼吸停止は比較的少ないものの、いびきは多いですね。何より心配なのが、酸素飽和度の下がり方です。一般的に90を下回ると要注意となるところ、あなたの場合は83まで落ちている。ちょっと心配ですね」

 専門家が心配になるような事態が、毎夜睡眠中に起きていると思うと生きた心地がしなくなる。

 不安におびえる記者の表情を察した秀島科長は、「でも大丈夫ですよ。マウスピースで何とかなるでしょう」と励ましてくれる。

 マウスピースとは、試合中のボクサーが歯の防御のために口に入れるアレだ。

 OSAは肥満でも起きるが、太っていない人でも顎が小さいと、横になった時に舌が沈み込んでしまい、気道を塞ぐことがある。記者のOASはまさにこれによるものなのだ。

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