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【大崎裕史 麺喰いにつき】最後はライスで締めたくなるのが悩ましい、楽しさが隠し味「カレーラーメン」 (1/2ページ)

 『おいしいラーメンを食べるのではない! ラーメンをおいしく食べるのだ!』。15年ほど前に私が言った言葉。インターネットが普及し、ラーメン好きが増え、ネットにラーメンの感想があふれ始めた。しかし、多くのコメントは「うまい、まずい」で語るケースが増え、何か違うと思っていた。

 私への質問も「どこがおいしいですか?」「おいしい店、教えてください」というのが増えた。ラーメンは「おいしい」だけではなく「楽しい」「面白い」食べ物なのだ。もっとラーメンを楽しみながら食べ歩けばいいのに、と思っていたのだ。そんな時に出てきた言葉。改めて肝に銘じたい。「ラーメンをおいしく楽しく食べたい!」。そしてそのことを普及していきたい。

 そして今回紹介するのは「楽しい」ラーメン。もちろんおいしい。スープカレー店を展開している会社のラーメン参入。もともと、カレーの作り方が豚骨スープを取ったり、ラーメンに似た手法を取り入れているので、必然の流れといえよう。簡単に言えば「カレーラーメン専門店」。

 ラーメンとカレーはよく「日本の2大国民食」と呼ばれることが多いが、「カレーラーメン」は一部のご当地ラーメン(室蘭・苫小牧・三条)としては存在するが、最大激戦区・東京ではなかなか定着しない。そんな中、飲食激戦区の下北沢の路地裏でしかも2階という難立地で出店。

 基本メニューである「スパイスラーメン」950円を注文。不思議なものでカレー950円だと驚かないが、カレーラーメン950円だと「ちょっと高いな~」という印象を抱いてしまうのも日本文化に慣れ過ぎたせいかもしれない。

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