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【検証55歳からの性 セックス健康法】慢性非細菌性前立腺炎、薬物療法に加えて「衝撃波治療」併用がおすすめ (1/2ページ)

 骨盤周辺に痛みや不快感が現れ、EDや性欲低下につながる「慢性非細菌性前立腺炎」。薬物療法に加えて併用するといいのが「衝撃波治療」だ。どんな治療なのか、「ルネスクリニック」(東京・八重洲)の平野敦之院長(日本泌尿器科専門医)に聞いた。

 慢性非細菌性前立腺炎は「慢性骨盤内疼痛(とうつう)症候群」などとも呼ばれている。原因はハッキリ分かっていないが、骨盤内の鬱血や血流低下、ストレスなどの複合要因によって痛みや不快感が現れると考えられている。

 「治療では、前立腺の炎症を抑え、血流を改善したり、緊張をやわらげたりする内服薬や漢方薬を使います。ただし、最低1カ月、平均3カ月から半年飲まないと症状が軽減しません。それに再発も多く、完治するのは難しいとされています」

 そこで下半身の痛みや不快感が強い場合、比較的新しい治療法として行われているのが体外衝撃波治療(ESWT)だ。国内では主に尿路結石の標準治療として用いられているが、その衝撃波のレベルを低くした専用の装置を使って行う。欧州では慢性骨盤内疼痛症候群の治療として、一定の除痛効果が認められているという。

 「治療は、装置本体につながっている専用のプローブ(衝撃波が出る部分)を会陰部に当てて行います。効果は個人差があり、薬を飲まなくてよくなった人もいれば、無効の場合もあります。当院の印象では、症状の改善率は3~5割です」

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