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【長田昭二 快適睡眠研究】睡眠時無呼吸症候群、放置すると重大な血管障害を引き起こし突然死のリスクも (1/2ページ)

 睡眠時無呼吸症候群に悩み続けた中年記者(52)が解消のために作ったマウスピース。初めは違和感があって無意識のうちに外してしまったり、マウスピースを入れたことで口が開きやすくなり、朝には喉がカラカラに干からびていたこともあった。

 これらの問題は口を閉じて「鼻呼吸」にする専用のテープを使うことで解消できた。

 記者は睡眠中に呼吸停止といびきの回数と時間、血中酸素飽和度を測る簡易検査を受けたが、より精密な検査もある。

 東京都町田市の稲垣耳鼻咽喉科医院院長、稲垣康治医師が解説する。

 「睡眠中の呼吸停止やいびきと“姿勢”を関連付けて調べる検査です。どんな体位の時に呼吸が止まりやすいのかを調べることで、より精度の高い対応が可能になります」

 仰向けになると舌の根元が落ち込んで気道を塞いで呼吸停止になる人なら、背中の下に枕を置いて寝て、横向きになりやすいように工夫するだけでも効果が期待できるという。

 もう一つ、稲垣医師が紹介してくれたのが「ナステント」という医療機器。鼻からシリコン製の細い管を挿入することで、鼻の閉塞を防ぎ、呼吸停止やいびきを回避する。

 「購入には医師の指示書が必要ですが、一定の効果が得られるようです。7本入りで税別3220円ほどかかるので、旅行など『いびきで周囲に迷惑をかける危険性がある時』だけ使う人もいます」と稲垣医師。睡眠障害に悩む人は、周囲への気遣いの人でもあるのだ。

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