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【大崎裕史 麺喰いにつき】日本初登場!大行列「蘭州拉麺」の味は… 牛肉・牛骨と10種類以上のスパイス煮込んだスープはあっさり系 (1/2ページ)

 8月に2軒の「蘭州拉麺」がオープンし、8月末に開催されたラーメン産業展には「蘭州拉麺連合会」のブースが出展され、なにやら「蘭州拉麺」が一気にトレンド化。まず、蘭州拉麺とは? 蘭州市は中国甘粛省(北西部)の省都で人口300万強の中都市。回族(中国最大のイスラム教徒民族集団)が多く、回族が豚肉を食べないため牛肉麺が普及した。

 蘭州拉麺とは牛肉・牛骨と10種類以上のスパイスを煮込んだスープに手延べ麺(拉面)を入れた料理。豚はスープにも具材にも使用しない。麺はかん水入りでコシがあり、太さは細麺、平打ち麺、太麺、幅広麺と各種あり、三角麺などの変形麺もある。市内には3000軒以上の蘭州拉麺店があり、中国全土には5万軒の蘭州拉麺店があるといわれている。

 この麺にとって重要なのは「一清、二白、三紅、四緑、五黄」。清は透き通ったスープ、白は大根、紅は辣油、緑はパクチー(香菜)、黄は黄味がかった麺のこと。一番有名な店が「馬子禄(マーズルー)」。100年以上の歴史があり、中国政府から唯一「中華老字号(中華老舗ブランド)」に認定されている。

 しかもハラル認定も取得。そののれん分けとなる店が日本に初登場。神保町に8月22日にオープンしたのだから、ラーメン好きだけではなく、在日中国人も殺到し、連日すごい行列を作っている。私は先週、70人の行列にめげ、諦めて出直し。この日は開店15分前到着で15番目。開店時には40人。食べ終えたときには30人待ち。すごい人気である。夜の営業もあるが300食売り切れ終了のため、早じまいが続いており、しばらくの間、夜に行く場合は注意が必要。

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