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【超かんたん!図解で認知症予防】「認知症機能」は生まれか環境か 人間関係が遺伝子を動かせば機能も変わる

★認知機能と人間関係(1)

 ヒトの遺伝子の配列自体は一生変わりません。ところが環境や後の努力によって眠っていた遺伝子がオンになることがあります。このように遺伝子と環境との関わりを研究する分野が「エピジェネティクス」と呼ばれます。

 (1)「氏より育ち」の一証拠

 在米日本人2世は、祖父母を同じくする日本在住のいとこに比べ身長や体重が大きい。これは環境からのはたらきかけで遺伝子が変化するという証拠。

 (2)人間関係も認知機能に関係する

 ヒトは社会的生物なので、相互の好き嫌いなどを見抜いたりする。このような人間関係も認知機能に影響する。

 (3)人間関係が遺伝子を動かせば認知機能が変わる

 人間関係が遺伝子におよぼす影響も脳科学の重要テーマである。

 ■監修・朝田隆 1955年生まれ。メモリークリニックお茶の水院長、東京医科歯科大学医学部特任教授、医学博士。数々の認知症実態調査に関わり、軽度認知障害(MCI)のうちに予防を始めることを強く推奨、デイケアプログラムの実施など第一線で活躍中。『効く!「脳トレ」ブック』(三笠書房)など編著書多数。

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