記事詳細

【人生二毛作】元ホテルマンが保険のプロに 「複数の会社商品扱える」乗り合い代理店で顧客獲得 (1/2ページ)

 前職の接客業の経験が役に立っている。村木宏光さん(58)は45歳の時に、ホテルマンから保険の営業マンに転身した。「保険とか金融のことは何も知りませんでした。定年後の60歳以降、生活はどうなるのか」という不安が動機だった。

 1980年4月に開校した駿台トラベル&ホテル専門学校の第1期生。山中湖のリゾートホテルを皮切りに、北海道のザ・ウインザーホテル洞爺、阪急グループなどいくつかのホテルを渡り歩いた。45歳のときに「昔同じホテルマンだった知人に誘われて」大手生保のソニー生命に転職した。

 会社勤めだと当然、他社の商品は扱えない。「1社ではベストなものが提案できない」という壁にぶち当たり、2009年に退職しミッドライフ(東京・品川)を設立。社長になったが、今回の取材は東京・新橋に事務所がある「ライフ・アテンダント」を指定された。

 今年3月まで自社で保険業務を続け、4月以降はこの会社に出向という形で、11社の商品を束ねる乗り合い代理店の業務を行っている。「複数の保険会社の商品を扱えるので、お客さまにはベストな保険が提案できるということです」

 同じ営業でも保険は、ホテルのように箱を作り客が来るのを待つ商売ではない。積極的に市場を開拓しないと契約は獲得できない。そこで威力を発揮するのが異業種交流会。オーナー経営者の協同組合「ハイコープ」や、異業種交流会「守成クラブ・表参道」の幹事役を務め人脈を広げている。「そこから新たな見込み客をつくって提案させていただく」

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう