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【今さら聞けない】確定拠出年金のイロハを税理士に聞いてみた【後編】 (1/3ページ)

 前編では、確定拠出年金という老後の蓄えを準備する一手段があることをご紹介した。その後半で、専門家から最近では企業単位で確定拠出年金の導入を進めていることが多いという話があった。「教えて!goo」に寄せられた「確定拠出年金について教えてください」という質問を通して、その実態を見ていこう。

 ■企業年金や退職金が確定拠出年金に変わる?

 質問者は、確定拠出年金の年金としての位置づけと、退職金との関係について問うている。前者については、昔は企業が独自に積み立て運用していた企業年金に取って代わるものであり、厚生年金には上乗せする関係にある、という回答が主であった。

 「制度の経緯からすれば『上乗せ』とも言えますが、実際には別物です。 『厚生年金基金』は厚生年金の上乗せでしたが、基金が破たんをきたした。そこで上手く基金を解散できたところなどは、基金の代わりに確定拠出年金と言うモノを労働者にあてがった。確定拠出年金は労働者の自己責任で投資額(掛け金)の運用指示を行う」(srafpさん)

 「厚生年金を一階部分とすると、その上の二階部分が昔は企業年金だったのが今は確定拠出年金に切り替わっています。企業年金の場合給付額が決まっているのですが、低金利の時代、なかなか予定した運用が出来ずに企業側が追加の支出が必要になることが続いていました。そこで、給付額を保証するのではなく、積立額を保証する制度にしました」(trajaaさん)

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