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【編集局から】足の付け根を骨折…謎残るも、自分で歩ける喜びかみしめる

 骨折で10日間、入院しました。折ったのは股関節を構成する足の付け根部分で、ボルト2本で固定する手術を受けました。いろいろと異例ずくめで、病院内には大きな衝撃が広がったそうです。

 まず、故障箇所の「大腿骨頚部」は上半身の体重を受け止める丈夫な構造で、骨密度が下がった高齢者でなければめったに折れないそうです。主治医は「30歳代では聞いたことがない」と首をひねっていました。骨が弱る病気がないか検査も受けましたが、何も見つかりませんでした。

 次に原因。青森市へ帰省中に参加したねぶた祭りです。十数年ぶりに「跳人(はねと)」と呼ばれる踊り手となって、片足ケンケンの要領で交互にジャンプを繰り返し、ゴール地点前で最後の一踏ん張りをしたところ、激痛が走りました。

 しかし、手術を受けたのは3週間後。当初は近所の病院でレントゲン検査の結果、「筋肉痛」と診断されたからです。痛み止めを飲みながら、名古屋や広島にも出張して現場取材を続けていました。痛みが引かず、後日MRI検査で骨折が判明し転院しました。看護師には「普通は痛くて歩けないですよ。よく骨がずれませんでしたね。ずれてたら人工股関節でしたよ」と言われました。

 多くの謎が残りましたが、回復力は年齢相応で一安心。自分の足で歩ける喜びをかみしめています。(運動部・笹森倫)

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