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弘兼憲史氏が勧める身軽な人間関係「年賀状やお中元は無駄」 (1/2ページ)

 『黄昏流星群』『島耕作』シリーズなどで知られる漫画家の弘兼憲史氏が、9月9日に古希を迎えた。これまで著書『50歳からの「死に方」~残り30年の生き方』『60歳からの手ぶら人生』などで団塊世代に老後の生き方を提言してきた弘兼氏が、自ら70代に入り改めて「老後」とどう向き合うべきかを語った。

 「『サザエさん』の父・波平さんって、実は50代前半なんですよ。1970年代くらいまでの50代ってあんな見た目で、定年も55歳で、60代で寿命を迎えていた。今の時代は、70歳の私が、波平さんと同じくらいの感覚なんですよね」

 弘兼氏はそう語る。

 「体力的には元気なんだけど、食が細くなりましたね。フルコースの食事に行っても、メインに到達する前にお腹いっぱいになる。最近はオードブル2品で十分で、普段の食事も粗食になりました。お金がかからなくていいけどね。人間ってうまくできているなと思います」

 若い頃、ゴルフではドライバーで300ヤード飛ばしたが、今は240ヤードがせいぜいだという。体に不調はなく、仕事への意欲も高いが、緩やかに身体機能が落ちていく感覚を味わっている。

 昨年上梓した『60歳からの手ぶら人生』では、「弘兼憲史、身辺整理始めました」と宣言。体の機能だけでなく、収入や交友関係など、さまざまな面で下降トレンドに入った60代に、サラリーマン時代の名刺やスーツといった持ち物を半分捨てて、人間関係についても身軽になることを勧めた。

NEWSポストセブン
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