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【今飲んでるその薬大丈夫?】副作用に吐き気や不整脈がありも ぜんそくの薬の選択、他の持病と注意して組み合わせを (1/2ページ)

 気管支ぜんそくは、空気が通る気道がアレルギー性の炎症で過敏になる病気。普段は生活に支障がなくても、過敏な気道にアレルギーを起こす刺激が入ってくると気道が狭くなる「ぜんそく発作」を引き起こす。

 発作が起きたときには、主に「短時間作用性β(ベータ)2刺激薬」(気管支拡張薬の吸入)を使う。そして、普段は発作を起こさせないために「長期管理薬」を毎日(1日1~2回)継続して使うことが重要になる。

 長期管理薬は、どのような薬を使うのか。「池袋大谷クリニック」(東京)の大谷義夫院長(日本呼吸器学会指導医)が説明する。

 「長期管理薬は『吸入ステロイド薬(抗炎症薬)』をベースに使うことが基本になります。そして、重症度に合わせて低・中・高の用量を使い分けます」

 ステロイド薬には経口薬もあるが、長期に使うと血糖値や血圧の上昇、免疫力低下などの副作用が出やすくなるので、よほどの難治症例(少量経口ステロイド)でないと使わないという。比べて吸入薬の副作用は圧倒的に少ないが、口の中に副作用が出る場合がある。

 「薬を吸い込むので吸入量が多かったり、吸入後のうがいを怠ると、声がかれたり、口腔カンジタ症(粘膜の痛みなど)を起こす場合があります。声がかれる人には、食事前に吸入して、うがいをする、その後に食事をするように指導します。口の中に薬を残さないためです」

 吸入ステロイド薬だけでぜんそくのコントロールが難しい中等症以上の場合は、別の薬を追加する。多く使われているのは「長時間作用性β2刺激薬」で、吸入ステロイド薬との配合剤もあるという。

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