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トイレの神様は本当にいるのか!? 山伏に聞いてみた (1/2ページ)

 「トイレには神様がいる」そんな歌詞の入った歌もかつて流行したが、昔から、「トイレを掃除すると美人になる」とか「金持ちになる」などの話も聞く。トイレ掃除で運気が上がるのならばキレイになって一石二鳥。試してみたくもなるが、本当にトイレに神様はいるのだろうか? サラリーマン山伏として活動する東瑞龍さんからトイレをキレイにすると運が上がるのか? 専門家としての意見を聞いた。

 ■烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)は不浄なものを浄化する仏様

 「山伏が拝む神仏の中で、トイレにまつられているのは烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)という仏様です」と東さん。元々は、不浄なものを焔(ほのお)で浄化する仏様だったそう。

 「不浄なものを浄化する能力から、不浄なる場所を清めるとして、厠、すなわちトイレにまつるようになりました。その他、出産時などにも威力を発揮することから、下半身にご利益のある仏様としても人気があります」(東さん)

 なんと出産時にも威力があるという。ただ出産が不浄と結びつかないようにも思うが……。

 「そうですね、不浄な場所としてトイレはピンとくるかもしれませんが、出産の現場が不浄というのは抵抗があるかもしれません。昔の人は、心理的に清浄ではないなと感じるものを『ケガレ』としていたと考えると良いでしょう。出産の場では出血により血のケガレが出てしまう、また衛生的にも清浄にしておく必要があるからとも考えられます。この『ケガレ』を浄化するということで烏枢沙摩明王のお力を頼むわけです。トイレも、烏枢沙摩明王のお力で浄化され清浄になるわけです」(東さん)

 トイレのケガレを浄化する仏様を呼ぶに当たって失礼にならないように物理的にも綺麗にするようにした結果、お寺では修行の一環としてトイレを掃除するようになったのではないかとのことだ。また「お坊さんの中には、烏枢沙摩明王の呪文(真言)を唱えて、トイレの不浄がその身につかないようにして入る人もいます(宗派によります)」とのことだ。

 トイレの神様や仏様に失礼にならないよう掃除には気を配った方が良さそうだ。

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