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【血圧を下げる新常識】「隠れ高血圧」かも?診察室では正常でも…職場ストレスで異常値 リスク高まる脳卒中や心筋梗塞など (1/2ページ)

 太り気味で血糖値が高めでも、健康診断など診察室での測定結果が、「140/90(単位・mmHg)未満」で、「正常」と診断されている人はいる。

 これを甘くみてはいけない。国内で約4300万人と推計される高血圧だが、「自分には関係ない」と思っていると、ある日突然、脳卒中や心筋梗塞に見舞われてしまうケースもある。診察室の測定で血圧が正常範囲内であっても、それ以外で血圧の高い状態が続く「隠れ高血圧」の人がいるのだ。

 高血圧治療の第一人者、東京都健康長寿医療センター顧問の桑島巌医師が説明する。

 「以前、都庁の職員に勤務時間中、血圧を自動血圧計で測ってもらうという実験をしたことがあります。すると健康診断では正常血圧でも、勤務中は140/90以上の高血圧という人が、なんと30%もいました。就業中の8時間ずっと血圧が上がり続けている職場高血圧だったのです。職場高血圧は、脳卒中や心筋梗塞などのリスクが高まるので注意が必要です」

 血圧は、ストレスの影響も受けるため、イライラするなどストレスが蓄積すると、交感神経が活性化して血圧は上昇しやすくなる。しかし、一般的に仕事のストレスから逃れるのは難しい。中間管理職で、上司からも部下からもストレスを感じる立場ならば、なおさら職場での血圧は上りやすくなる。

 「わずらわしい職場を離れて、病院やクリニックの待合室でリラックスすると、副交感神経が優位になり、血圧は一時的に下がるのです」

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