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【飯田達哉 酔いどれ師匠の酒場探訪】お客さんがピアノ弾いたり… 酒とジャズに酔う「中野ピグノウズ」(東京・中野) (1/2ページ)

★「中野ピグノウズ」(東京・中野)

 東京・中野駅北口からふれあいロードのにぎやかな商店街を歩く。早稲田通りを渡って薬師あいロードをさらに北に進んだ左側。半地下のような場所の左奥、壁に楽器の絵が描かれた店の、密閉された重々しい扉を開けると…お腹に響く4ビートのリズムがあふれ出てきた。

 10畳くらいの狭い空間には、中央にグランドピアノが鎮座、ドラムセットとウッドベースもあって、それだけでいっぱい、お客さんが座るスペースが少なく見える。

 この店の最大の特徴は、最初客席に座っていたお客さんが、次の曲ではピアノを弾いたり、持参したトランペットを吹き始めたりすること。ジャズをメーンにした参加型のライブハウスなのだ。

 もちろん、日によって全員プロのミュージシャンによるコンサートや、プロのリードによるセッションが行われ、そういう日はミュージックチャージがかかる。

 しかし「勝手に音鳴らしてどうぞ」という「きまぐれキッチン」の日は、お通し+ドリンクで1000円~という格安の値段。でも一人でずっとドラムを占領したりすると、ママの往復ビンタが飛ぶ(ウソ)。

 またキーやリズムも決めずに演奏する「フリーインプロビゼーション(即興演奏)」の日や、ピアノ、ギター、バイオリンなどを習える音楽教室もある。

 音楽を自在に楽しめる空間だが、もちろん聴くだけ、飲み食いするだけでもOK。日々料理も研究しているママのパスタなど手作りフードは大変美味! 最近はダイエットメニューも考案中だ。

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