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配偶者が原因でうつ病に!その時、離婚を切り出されたら成立する? (1/3ページ)

 先日、「教えて!gooウォッチ」「認知症の夫と離婚したい!必要な条件を弁護士が解説」という記事をリリースした。そのなかで、裁判上で離婚が認められる原因として、民法770条1項4号で、「強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき」と定められていることを紹介した。この記事では認知症がテーマであったが、もしそれ以外の「強度の精神病」になり、その原因は配偶者にあるにも関わらず、離婚を切り出されたとしたら離婚は認められるのだろうか? 弁護士に詳しく聞いてみた。

 ■「強度の精神病」にうつ病は該当するのか

 お話を伺ったのは、弁護士法人みずほ中央法律事務所の林誠吾弁護士。そもそも、「強度の精神病」とは解釈の範囲が広そうだが、民法770条1項4号には社会病理である「うつ病」も該当しうるとのこと。

 「『強度の精神病』とは、夫婦間の同居・協力・扶助義務を果たすことができないほどの重症を指す、と解釈されます。『回復の見込みがないとき』とは、治療を継続しても夫婦間の同居・協力・扶助義務を果たすことが見込めないときをいいます。うつ病と一言で言っても、その症状には軽度から重度まで相当バラつきがあり、通院して服薬治療を行えば社会生活に復帰できる程度のものもあります。このような場合には770条1項4号による離婚請求は認められないでしょう」(林弁護士)

 では、重度のうつ病と判断された場合はどうなるのだろうか?

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