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【今飲んでるその薬大丈夫?】「脂質異常症(高脂血症)」、2次予防患者が注意すべき副作用 筋肉の強い痛み、手足のしびれなど… (1/2ページ)

 脂質異常症(高脂血症)は、悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪が基準より高い、または善玉(HDL)コレステロールが基準より低い状態のこと。5年、10年と放置していると動脈硬化が進み、心筋梗塞など血管系の病気が起きやすくなる。しかし、脂質異常症の薬には不要論も聞かれる。どう考えればいいのか。

 内科・循環器内科「さかい医院」(神奈川県川崎市)の堺浩之院長が説明する。

 「最初に脂質異常症の治療は、2つに分けて考えなくてはいけません。1つは、遺伝性疾患の家族性高コレステロール血症や、すでに動脈硬化に起因する脳梗塞や心筋梗塞などの病気を起こしている人。もう1つは、動脈硬化性の病気・進行がなく、ただ数値が高い人。この両方を一緒にして議論するからややこしくなってしまうのです」

 単に数値が高いだけの人は「1次予防」、すでに既往歴のある人は「2次予防」として治療を考える。それは脂質異常の高値が同じでも、2次予防の患者の方が圧倒的に病気の発症(再発)のリスクが何倍も高いことが分かっているからだ。

 「薬を使ってどうしても数値を下げなくてはいけないのは2次予防の患者さん。2度目の発症を防がないと、死亡するリスクがあるからです。1次予防の患者さんの治療は、食事療法と運動療法が基本です。それでも動脈硬化が進行するようなら薬の使用を検討するのがいいでしょう」

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