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マタギ(猟師)になるには?気になる収入についても聞いてみた (2/3ページ)

 ■どうやって仕事を探すの?

 では、免許取得後、どのようにして猟師としての仕事を開始するのだろうか。

 「法的には、狩猟登録をした都道府県であれば狩猟が可能です。猟友会に所属し、その中で猟を教えてもらえる先輩を地道に見つけるというコースが一般的です。『弟子入り』などの制度は公的な仕組みとしてはありません」(安田さん)

 猟友会とは、狩猟者のための公益団体。各都道府県に猟友会があり、それらを統括するのが大日本猟友会。原則として、住んでいる地域の猟友会に所属し、そこで経験を積んでいくようだ。

 ■不足する猟師の存在意義とは

 そして、気になる収入について。猟師として一人前になれば、生計を立てられるのか聞いてみた。

 「猟師としての収入源は、捕獲した獲物から得られる『肉』や『皮』などを売ることと、有害捕獲として得られる駆除費が主なものとなりますが、そこから得られるお金のみで生計を立て得る収入を得ている猟師は、非常に稀で、とても難しいです」(安田さん)

 なかなか厳しい現実だ。

 「なお、お肉を売るためにも必要となる許可などがありますし、有害捕獲をする場合にも許可が必要です。いきなり猟師のみで生計を立てることは考えずに、狩猟で得られる収入は、副収入のうちの一つ、またはお小遣いという位置づけで、始めるのが現実的かと思われます」(安田さん)

 こうした理由から、猟師の数は減少の一途を辿っている。しかしそれでも、猟師の存在は不可欠だという。

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