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【おやじ酒場】若者でにぎわう一角で大人の隠れ家 歴史あるメニューに魅せられる酔床「梵天」JR山手線など・高田馬場 (1/2ページ)

★「梵天」 JR山手線/東京メトロ東西線など・高田馬場

 高田馬場-この地は鉄腕アトムの生誕の地でもあり、堀部安兵衛の敵討ちでも知られ、落語の演目にもなっている。街並みには早大をはじめ、学校が多い。若者でにぎわう一角で大人の隠れ家を探し当てた。

 JR高田馬場駅の発車メロディーは鉄腕アトムのテーマ曲。戸山口の小さな改札を出て左。ガードをくぐり線路をつたって新宿方面にテクテク。ビルの1階ながら古民家風の居酒屋。黒地に白く「梵天」の文字が染め抜かれた大きな垂れ幕が呼んでいる。

 正面は厨房(ちゅうぼう)を囲んだ5席のL字カウンター。右側には4人は座れるテーブル席2つと小さなテーブル席が1つ。「お2階にどうぞ」。若い女性スタッフの村石七恵さんに案内されて階段を上がると、落ち着いた座敷に大小の座卓が4卓。

 まだ宵の口、19時までの晩酌セット、生ビール+お刺し身三種盛合(1000円)を注文。この日の刺し身はインド鮪、カサゴ(島根)、〆サバ(岩手)。新鮮さを味わい、のどを鳴らす。大正解のチョイスだ。

 10月で創業23周年。「貴重なくつろぎの時間を気持ちよく過ごしていただけるように、料理と気持ちで、心をこめたおもてなしを心掛けています」と、開店当時からのスタッフ、島崎稔さん。

 20種類近くそろう地酒から東京の酒、澤乃井(大辛口、550円)に差し替えて、蔵王地鴨料理、自家製鴨つくね照り焼き(980円)をお願いした。甘辛のタレに卵黄を絡ませてパクリ。歯応えもありジューシーで上品な味。2人でシェアしたい大きさだ。

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