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【司法書士 阿部亮のつぶやき世界一周】液体の水は命の源? 水の惑星を探すことが地球外生命を発見する近道 (1/2ページ)

 最近、「ハビタブルゾーン」(液体の水が安定的に存在するエリア)にある惑星が地球からより近い宙域で次々と見つかって、「地球外生命発見の期待が高まっている!」とのニュースがあった。でもナゼ、液体の水が宇宙生命の必要条件なのか?

 地球は、液体:海や川、気体:雲や水蒸気、固体:雪や氷山といった具合に、水であふれている。そればかりでなく、すべての生物の体内にも多くの水が存在する。人体は体重の60%が水で、細胞と細胞の間も水で満たされ、血液もリンパ液も、各種の消化液も、汗も尿も便も、ほとんどが水。地球生物は消化・吸収・循環・排泄(はいせつ)の全過程で、水を最大限に活用している。

 「海水と血液と消化液が同じ水なの?」という疑問が湧くが、それこそが水の不思議。水は構造上、隙間が多い物質で、その隙間にさまざまな物質(気体・液体・固体)を限界まで、いくらでも溶かす能力があり、溶かした物質間の化学変化を促進することもできる。結果、水は溶けている物質の性質によって、無数の役割がこなせる。

 また、水は気化・蒸発に際しては、溶かしていた物質を残して気体になるため、いくらでも再生できる。海水→雨→生物が飲む→排出→川→海という大循環が可能なのだ。

 さらに、水は非常に温まりにくく、冷めにくい性質があるため、惑星環境もその下で生まれ・生きる生命体内でも、温度変化が穏やかだ。

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