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【飯田達哉 酔いどれ師匠の酒場探訪】ハイソな街の隠れた名店、グルメの間でも評判「銀座魚勝」(東京・銀座) (1/2ページ)

★「銀座魚勝」(東京・銀座)

 有名ブランド店が軒を並べ、日本一の高級商店街である東京・銀座。そのど真ん中、『天賞堂』と『GUCCI』の間の路地を入り、すぐ左手のビルのエレベーターで2階へ。「銀座でこの値段でこんな料理が食べられるなんて!」とグルメの間でも評判の『銀座魚勝』だ。

 カウンターに座り、まずはビールを。そこで出てくるのが、名物の「鯖と梅干し」のお通し。鯖は燻製されていてスモーキー。南高梅の大粒とともに酒のあてにぴったり。

 カウンター前にはおばんざいがいくつも並んでいる。どれも魅力的だが、定番の「れんこん塩金平」と「岩もずくと海老の和え物」にする。店名からすると魚介だけの店に思えるが、店主の柳橋克彦さんはもともと、おばんざいメーンの店で修行した。

 おばんざいというと京都だけど柳橋さんは築地生まれの江戸っ子。そこで「完全な京都風にはせず、江戸の味と両方のいいところを取り入れている」とのこと。料理すべてにその工夫が感じられる。

 この料理だとやはり常時20種類以上置いてある日本酒。風の森、写楽などの人気銘柄に加えて、竹鶴、麒麟山などお燗向けのどっしりした酒も。この日は秋の楽しみである「ひやおろし」を頂こうと羽根屋にする。

 そして「刺し身の盛り合わせ」も登場。薬味はワサビ、生姜の他に柚胡椒も付いてきたが、これは「塩炙りした戻りカツオにつけてください」とのこと。すべて旬の味、たまりません。

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