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【親を寝たきりにしない9つの処方箋】薬の副作用に要注意! 重くなりやすい高齢者、種類が多いほど高リスク (1/2ページ)

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 高齢者の寝たきりを防ぐためには、薬の管理も大切だ。高齢になると薬の影響でボーっとしたり、物忘れが出ることがある。また、ふらついて転倒する、骨折を起こすといった副作用の結果として、寝たきりになることも懸念される。

 薬の副作用は、高齢者で多く、重くなりやすい。代謝が落ちたり持病を多く抱えていることが影響しているためで、同じ薬を飲んでいても高齢になるほど副作用が出やすくなる。また、高齢になるとさまざまな病気が重なることで、病気ごとに薬が増える傾向があり、気がつくといくつも薬を服用している、ということになりがちだ。

 日本老年医学会が昨年まとめた『高齢者が気を付けたい 多すぎる薬と副作用』によると、6種類以上服用していると副作用を起こす人が増えると指摘。欧米の基準では5種類以上とされる。

 入院患者の薬の見直しに取り組む、ポリファーマシー(多剤併用)外来を2015年1月に開設した栃木医療センター(宇都宮市)の内科医長、矢吹拓医師はこう話す。

 「もちろん薬が1、2種類であっても、副作用が出ることはある。しかし当然だが、種類が多いほどリスクが高くなる。その薬そのもののリスクに加え、組み合わせの問題も出てくるからです」

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